デザイン重視の注文住宅にみられるデメリットとは？

デザイン重視の注文住宅にみられるデメリットとは？

建売住宅は、土地込みで安く購入できるのがメリットです。
そのかわりデザインや間取りもほぼ決まっているので、個性的な家を作ることはできません。
好みのデザインにするなら、注文住宅にすることも考えてみましょう。
注文住宅では、希望をしっかりと取り入れてもらえるので理想に近い家になることが期待できます。
デザインを第一にこだわることもできますが、デザインにこだわりすぎることはデメリットもあります。
おしゃれで個性的なデザインにしようとすると、複雑な形状になりがちです。
さらに、素材や設備も良質なものを選びたくなるので建築費用も高くなる傾向があります。
完成するまでは実物を見ることができませんので、完成のイメージがしづらくなります。
それから、見た目の良さだけにこだわると、家としての機能性が劣ってしまうことも考えられます。
家事動線や生活動線が悪くないか、収納は十分であるかなど機能性や実用性のこともしっかりと考えておくことも大切です。

注文住宅の建材を選ぶ際に知っておくべきポイントとは

注文住宅の大きなメリットといえば、やはり設計の自由度が高いことでしょう。
家のデザインや間取りをはじめ、インテリアや水まわりの設備さらには門扉等の外構に至るまで、あらゆる箇所を自分たちの希望や条件に合わせて設計することが可能です。
もちろん使用する建材についても、注文住宅に求めるコンセプトや優先順位に合わせながら、最適なタイプを選ぶことができます。
例えば耐火性を重視するならロックウールや、防虫性ならガラスウールのような、繊維系断熱材が最適。
また優れた調湿性を持ったセルロースファイバーや、高い防音効果が期待できるインシュレーションボードのように、木質繊維系断熱材もあります。
この他にも耐水性に優れた押出発泡ポリスチレンや高発泡ポリスチレン、あるいは耐熱性や省エネ効果が期待できるウレタンフォームといった、発泡プラスチック系断熱材も、家づくりでは高いニーズが見られます。
いずれにしても自分たちの住宅に何を求めるのか、しっかり整理してから建材選びに進むことが肝心なポイントです。